修学旅行ーⅡ

古葉茶庵

2010年11月24日 14:11


 11.20(日)17:17、西海の日没を観賞し、大バエの丘から東を振り返ると暮れなずむ海に、小さな島とその先に風力発電風車の回る大きな島が見える。

 

 小さな島は、鯨の島(けのしま)、その昔鯨の出現を見張ったという。遠くにかすみ見えるのは的山大島、風車が夕日を浴びて美しく見える。

 帰路のバスの窓から見えるのはトワイライトの海に浮かぶ漁火(いさりび)、生月大橋袂の居酒屋「かかの手」にやってきた。平戸の人たちと海の幸を囲んでの夕食交流会

 宴の途中、予期だにしない嬉しい珍客が出現した。あのペルー民俗楽団の「インカニャン」の面々が長崎公演中の中、時間を割いて片道3時間の道のりを合いに来てくれたのである。

 平戸の人たちも、店の人たちも大喜び、歌と踊りで盛り上がり、時を忘れ最高潮

 この日のお泊り、「平戸千里ケ浜温泉ホテル蘭風」のチェックインは20:30、遊び足りないとてカラオケルームで2次会、放歌高吟は深夜に及ぶ。(元気の良い創年である)

 翌21日(日)、深酒の割には朝風呂でさわやかな目覚め、ホテルの部屋から180度眺望の玄海の海



 バイキング朝食で腹いっぱい、バスの窓からホテルにお別れ



 午前中は平戸交流広場を出発、徒歩で市内散策に出掛ける。大阪から旅行に来てそのまま住み着いたという大阪弁の「自由奔放・唯我独尊」のテゲテゲガイドさん。

 対岸に平戸城を眺めながら、オランダ商館跡ー松浦史料博物館ー聖フランシスコ・ザビエル記念教会をのんびり散策







 



 散策を終わり丁度昼時、昼食は長崎ちゃんぽんを4軒に分かれて食す。我々9人は「一楽」さん



 メニューは「平戸ちゃんぽん」と「オランダちゃんぽん」。オランダちゃんぽんはチーズ、アスパラ、ジャガイモ入りと聞く。これまた美味、おいしく腹いっぱい頂く。





 平戸最後の訪問地は、「田平カトリック教会」、こうもり天井、ステンドグラスの美しさに息を飲む。







 後は淋しい帰り道、2日間の好天ありがとう。バスの中も心なしか声も無し(皆疲れてお眠りタイム)

 旅とはその土地の空気を吸い、体で風を感じること」とつくづく思う。