土用丑の日

古葉茶庵

2010年07月26日 08:30


 今日は「土用丑の日」、今日『「う」の字が付く物を食べると夏負けしない』……という。

 その代表食品はなんと言っても「うなぎ」、うなぎにとっては大きな受難日である。

 この受難日に今年は異変が起きているらしい。受難にあってる国産うなぎが市場の20%弱だという。初冬の風物詩、菱田川、安楽川の夜中のシラスウナギが年々獲れなくなったと聞いている。

 先日、志布志栽培漁業センターの主任技術開発員に「世界初、うなぎの完全養殖成功」の画期的なお話を伺ったが、まだまだ実験段階で商業バースに乗るものではない。

 昨日、一日早めの大隅産うなぎの蒲焼を食べたが、やはり「まいう~」である。



 うなぎの不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを抑制しメタボにバッチリ、意外とカロリーが低く、風邪、肩こり、冷え性、だるさ、息切れ、筋肉痛、肌荒れに効き若い女性の味方でもあるという。(ホント)

 <うなぎのない土用なんて花火の揚がらない夏祭り>とは言わないまでも、時には食べ物屋さんの宣伝に乗っかって、ありがたく、美味しく頂き、この味を伝えてゆきたいものである。

 うなぎを始め、うし、うどん、うり、うめぼし、ぎょうざ……etc、「う」の字の付く物を食ってこの夏を乗り切ろう