日本語を豊かに……
現在の
常用漢字1945字は1981年に制定された。
今回文化審議会が改定常用漢字表を答申した。使用頻度の低い「匁(もんめ)」など5字を削除し、「俺・鬱・蓋」など
196字を加え2136字になる。
約半年後に内閣告示の形で正式に決まる。
今回の改定で
交ぜ書きの「ち密」、「軽べつ」などがなくなり、愛媛の「媛」、岡山の「岡」、埼玉の「埼」、鹿児島の「鹿」など多くの
県名がメジャーになる。
「歌」と「唄」の使い分けが可能になる。……と言っても
「歌」と「唄」はどう違うのと思い、辞書を引き、インターネットで検索してみると、「寂しい」と「淋しい」はどう違うの……とか、この種の疑問を持っている人の多いことに驚いた。
結果は「歌」は、短歌、和歌など<歌を歌う>とか一般的に用い、「唄」は、長唄、小唄、端唄など民謡、俗謡に、三味線音楽でのうたいものに用いる。……とある。
……
閑話休題……
このように日本語の表現は奥が深い。
豊かで多様な日本語を大切にしたいものである。
またまた話が飛ぶが、今回菅内閣の目玉大臣で入閣した「蓮舫」行政刷新相、姓が「蓮」で名が「舫」と思われた方はいないだろうか。(私だけか)
本命は「村田蓮舫」、双子の一男一女の母である。(念のため)