年は取りたくない!!
人は誰でも(特に女性は)晩年の姿から若き日の容色を想像するのは難しい。薩摩に夫・
坂本龍馬と日本初の新婚旅行をしたという妻・お龍の写真をめぐる記事を読んだ。
京都の船宿、寺田屋の養女で、宿が捕吏に囲まれたのを湯殿で察知し、素っ裸で二階に駆け上がって龍馬に告げ、危急を救ったという勇ましい逸話も残る女性である。
その時を司馬遼太郎・「
竜馬が行く」では……
<興奮しているせいか、目にまばゆいほどに、桃色に息づいている。>と描写している。
晩年、60歳頃に撮影し、本人と確認されている写真は、修羅場をくぐり抜けた人らしく鋭い眼光をたたえ、ちょっと怖いような凄みがある。
30歳頃の撮影というもう一枚は、
なまめいて艶っぽい風情だが、こちらはまだ本人とは確認されていない。警察庁の科学警察研究所が2枚を比較し、「目鼻など7項目で「同一人物の可能性がある。」との鑑定結果が出たという。
龍馬が惚れたお龍さんはきれいな人だったらしい。(何故か安心ホッ)
32歳頃の写真だという。
新春の生涯学習発表会で展示した我が日曜大工作品「
ロッキングチェアー」が軒先の隅で雨風に打たれ、容色の衰えは如何ともし難し、縁あって友人民宿に嫁入りすることになった。
今朝、お別れの掃除をした。沢山のお客さんに座っていただいて
愛されることを祈る。