「そのままの君でいて……」
お隣の国・中国の無断借用、盗用、盗作には怒りを通り越しあきれて<
口あんぐり>である。
今回の騒動は、中国が5月に開幕する
「上海万博」の公式PR曲が、日本のシンガー・ソングライター「岡本真夜」さんの自作ヒット曲<
そのままの君でいて>のメロディーに酷似している。
中国人の人気作曲家による楽曲だという。本人は今なお盗作を否定しているが、現に同じものがすでに存在していれば、それは
パクリ以外の何物でもない。
中国万博事務局から真夜さんの事務所宛に使用申請があり、真夜さんは「
光栄です」……と怒りに代えて微笑で応じた。
周知のとおり中国ではブランド品の模倣品、音楽、絵画、映画、ゲームソフトetc……何でもござれの<
ニセモノ天国>、<
海賊版天国>
不名誉な異名で呼ばれているが、一つの産業として成立するほど盛んで、他人の作品を真似ることの罪悪感は薄い。
今回の盗作騒ぎでは中国側が非を認め、極めて異例の対応である。知的財産保護についても世界の常識に沿うよう真剣に取り組んで欲しいものである。
<そのままの君でいて……>もらっては困る。
先日、我が家の花壇の柵を造園上まことに美術的ではないが、<
そのままの君でいて欲しい>……と金属パイプ(白で塗装)で半恒久的なものに作り代えた。