「Oさま命」???
148年前の今日、1862(文久2)年4月23日、京都・伏見の船宿「
寺田屋」に集まった薩摩尊王派、有馬新七らは藩父島津久光の粛清命令により同じ薩摩藩の奈良原喜八郎らに襲われ、6人が殺害、2名が自刃した。
世に言う寺田屋騒動、これにより薩摩の尊皇攘夷派は消滅した。
さて、鳩山政府の
普天間移設問題、首相の「
腹案は不安」に変わり、
「八方美人」が「八方塞(ふさがり)」だ。
その昔、八方美人の遊女はおなじみ客(複数)の名前を
「○さま命」と刺青し、何人かの○さまを手玉に取った。今、首相の腕には「
O(おー)さま命」の刺青があるのでは……という。
沖縄の人には「沖縄のため~」、アメリカには「オバマさんのため~」、党内には「O幹事長のため~」……。
間もなく5月末日の決着期限が迫る中、5月連休を担当閣僚の岡田外相はアフリカへ、北沢防衛相はインドへそれぞれ訪問を計画しているという。
普天間移設の少なくても
5月決着は消滅するのでは……
批判と疑問の声が寺田屋ならぬ永田町で上がっている。