「啐啄」???
普段耳慣れない言葉を新聞で見た。<
啐啄(そつたく)>である。
鳥の卵が孵化するときに、雛が内側から殻をつつくことを<啐>といい、これに応じて母鳥が外から殻をつついて助けることを<啄>という。
雛と母鳥が力を合わせ卵の殻を破り誕生となる。この共同作業を <
啐啄>という。さしずめ4月は啐啄の季節であろうか。
話は少々変わるが……。
我が家の延岡に住む孫、幼稚園年長組みの昨年、秋の運動会徒競走でどうしても一番になりたい孫は、運動靴をカミさんにおねだりしてきた。
その靴は、友達から聞いた「
速く走れる靴……瞬足」である。……<
唖然・呆然>
そして、応援に駆けつけた当日、孫は徒競走でダントツ一番になった。
おっやはり<瞬足>は速い……と目を見張り孫の足元を見ると……
はだしだった。……<
愕然>
今日、晴れてピカピカの一年生になった孫は……もっと、もっと速く走りたいと「
アスリートクラブ陸上部」に入部したと電話してきた。
これも未来アスリートへの<
啐啄>か