「ご冥福を祈ります」
プロ野球・巨人の内野守備走塁コーチの
「木村拓也」コーチが去る2日、広島ー巨人戦試合直前のシートノック中にグラウンドで倒れた。(くも膜下出血)
意識が戻ることなく、昨7日早朝帰らぬ人となった。37歳余りにも若い訃報に悲しみ一杯である。
昨年まで巨人ピンチのとき出てきた「キムタク」に
何とかしてくれと期待し、何とかしてくれた。その姿を見ることは二度とない。苦労人の野球人生はコーチという船出早々突然の病で断たれてしまった。
昨年12月、地元宮崎の母校小学校では児童達に「
目標を一つ持って過ごしてください」と話したという。
また、先日行われた「プロ野球新人選手研修会」では講師を務め後輩達に
「『俺が一番上手い』と思って入団して、一番得意だったことがうまくいかないのがプロ野球、壁にぶつかっても諦めず自分自身の可能性を探して欲しい」と激励したという。
そんな彼の人望は厚く、これからも球界の縁の下の力持ちであり続ける筈だった。昨日の阪神戦でGナインは左腕に喪章をつけタクさんの魂継ぐ勝利を飾った。
他球場では広島ナインも阪神のかつて広島時代の金本、新井も喪章をつけ試合に臨んだ。23日からの広島3連戦のうち1試合を追悼試合とすることが決まった。
私も一ファンとしてご冥福を深く心からお祈りしたい。