新刊本

古葉茶庵

2010年03月19日 16:57


 先日から新刊本3冊を読んだ。読後感なんだけど……痛快でもない、スッキリでもない、感動でもない、なんだか重たい感じに包まれている。



 読んでみたいと思われる人のために少し触れると次のようです。ただし、所感なんてものは人によって、その時の気分によっても違うので、これも独断と偏見である。

 「カッコウの卵は誰のもの」(東野圭吾):ある事件をきっかけに親子の愛情、絆をめぐる東野圭吾特有の感動長編

 「凶弾」(逢坂剛):悪徳・アウトロー警官とやくざの血腥い暗闘を描く。

 「虚報」(堂場瞬一):新米新聞記者の悪戦苦闘の取材を描く。

 疲れた一週間だった。