「カタカナ料理」???

古葉茶庵

2010年03月10日 13:34


 早朝から延岡に嫁いでいる娘から弾んだ声、何かと思えば今冬の初雪だと大喜びしている。ここ薩摩大隅でも朝からおかしな天気模様である。

 みぞれまじりの冷たい雨が雪に変わったと見ていたら陽が差す上天気、カミさんが慌てて洗濯物を干すとまた雪に変わっている。

 天気はさておき、私がいう「カタカナ料理」とは料理名をカタカナで書く料理、すなわち外国料理をいう。

 うどん、ちゃんぽん、らーめん、焼きそばetcの麺類は大好きだが「スパゲティ」はいただけない。焼き魚はいいが「ムニエル」はご遠慮したい。

 韓国観光公社の新聞コマーシャル写真



 <こころ、きらめく韓国、体と心に効く伝統料理、色とりどりの野菜がバランスよく取り入れられた料理の数々、数千年前から受け継がれた食文化で心身ともにリフレッシュ、思いがけない発見、韓国>……と書いてある。

 しかし、私の食指は動かない。単なる食べず嫌いか


 江戸の昔、「吾亦紅(われもこう)」は、地味な花色が茶人に好まれ、茶道の花として広く使われたという。その名の由来は野山に咲く姿が<吾(自分)を主張しているように見える>ところからきている。

 「吾も亦(また)紅(あか)である」と主張している。そんな日本料理が一番美味い。