「後の先」???
昨日幼稚園児の孫から電話があった。相手が誰かはわかっているが、名前を言わないので「だ~れ」と聞いた。
返ってきた返事はため口で「オレよオレ」……<
参った>
さて、政治でもスポーツでもすべての場面で「
後手(ごて)」に回ることは最悪である。
「後手」とはもともと剣道用語で<
相手が動いてから対応する>ことをいう。
同じく剣道用語に「
後の先(せん)」という言葉がある。
相手が撃ってこざるを得ないように前もって追い詰めておき、苦し紛れに技を出してきたところを、「小手(こて)」や「胴(どう)」といった「
応じ技」で1本いただくという奥義だ。
永田町ではどうか。 「応じ技」を出すはずの民主党は3K(献金・基地・経済)問題で揺れ続けている。
対するは、今日の時事川柳<
敵失に打てぬ守れぬ自民党>……「後の先」を撃ちたいが、その前に1手も追い込めない。
参院選までそう遠くない。どんな永田町地図、どんな日本になるのやら……。