「よし一本」???
冬季バンクーバー五輪が終わり、各地のキャンプ情報、オープン戦模様が聞こえてくる。
球春間近……
浮き立つ思いである。
ところで、
戦時中野球は敵性スポーツの烙印を押され、「
野球用語をすべて日本語にせよ」と軍から通達があり、1943(昭和18)年の3月2日、野球ルールから英語が消えた。……<
唖然・呆然>
そこで……
どんな日本語が使われたか、少し紹介したい。
ストライク……正球(審判のコールは「よし1本」) ボール……悪球(審判コールは「一つ」) セーフ……安全 アウト……無為 ヒット……正打 ファール……圏外球 スチール(盗塁)……奪塁 ヒット&ラン……走打 グラブ……手袋
……などである。
面白いのは……
ファールチップ……擦打 バント……軽打 コーチ……助令 三振……それまで 塁審のセーフ……よし! アウト……ひけ!……<
愕然>
勿論、関係者の評判が良いわけがない。しかし、
それでも野球をやっていたというのが……なんとも嬉しい。