ひな祭り
我が家の岩つつじも咲き始め春が目の前である。
梅や桜が咲き誇るこの季節は一年で一番美しい。この時季、特にご夫人連中は友達と誘い合わせ雛飾り、雛グルメを求めて出かける。
行く先は遠くの方まで、鹿児島なら仙巌園、知覧、宮崎の飫肥、綾、熊本人吉、球磨、そして福岡柳川まで東奔に西走、忙しいことである。
しかし、今年はすぐ近くで約100年前の古雛が見られる。場所は志布志に新しく出来た
金剛寺納骨堂「櫻雲堂」1階、志布志に伝わる「古ひな人形」や「昭和初期の御殿雛」
その時代に想いを馳せじっくり見ることが出来る。期間は3月25日まで
3月3日はひな祭りで桃の節句ともいい女の子のお祭りをするが、昔志布志ではこどもの日で男の子も一緒にお祝いをしたという。
鹿児島では蓬(よもぎ)を「ふつ」という。(私の住まいは蓬原(ふつはら)である。)3月の節句には蓬餅(ふつもち)と唐芋と麦芽で「からいも飴」を作り、「しらあえ」や「かいもんかん(乾燥から芋だんご)」を作ったそうである。