「吹けば飛ぶよな~」
<
ド~ン>……窓ガラスを振るわせる遠来の爆発音、桜島昭和火口の爆発が22日までの1月の爆発が114回に達した。月間の最多は昨年12月の117回、これを追い越しそうである。
灰で閉口している我々はまだいい、大爆発につながる兆候はないというものの島の人たちの心配はいかばかりか。そろそろおとなしくなって欲しいが……。
さて、一昨日、
作曲家・船村徹さんに日本将棋連盟(米永邦雄会長)から、なぜか将棋の段位が贈られた。その段位は、5段でも6段でもなく、「5段半」免状が贈られた。
なんで船村さんに
謎解きは次のとおりである。
<吹けば飛ぶよな将棋の駒に~>昭和歌謡の名曲「
王将」(ギョーザではない!)が村田英雄さんの歌で世に出て来年で50年を迎える記念だそうだ。
この粋な特別免状、風変わりな「
5段半」の段位は「はてさてどういうこと」と贈られた船村さんも驚いた表情だったとか……。
これには「王将」のモデルで後に名人・王将を追贈された伝説の棋士「
坂田三吉」の有名なエピソードがある。
……1906(明治39)年、東京を代表する棋士「関根金次郎(後の13世名人)」が大阪の我流棋士・坂田と手合わせをした際「強い!5段を上回る5.5段だ」という意味で「5段半」を認定した。
……ところが「半人前に見られた」と憤慨した坂田は「打倒関根」の思い強く腕を上げる。関根対坂田の東西対決は将棋ファンの注目を集め
名曲「王将」の物語となった。
年末宝くじも当たらずガックリの方、明日は年賀はがきの抽選もある。夢を捨てずにこの「
あられ」でも召し上がれ