正月四方山話

古葉茶庵

2008年01月05日 17:27

 その1(友達じゃないもん!)
 正月から逗留中の我が孫二人、6歳と4歳である。その4歳孫との会話……

 「じいちゃん! パパとママの名前知っちょる?(宮崎弁)」
 「知っちょるよ ○○○○、△△△△だろう。」

 「呼び捨てにするなぁ!!」……<唖然・呆然>  (失礼しました。)

 「じゃ~ じいちゃんの名前はなんだ?」

 「…………」

 「えっ じいちゃんの名前知らないのか~」

 「……だってぇ~……友達じゃ~ないもん!!」……<愕然>


 その2(北京オリンピック)
 今年が夏季オリンピック年であることは誰でも知っていることである。

 「何時始まるの?」と聞けば……はっきりと返事は返ってこない。

 中国では「8」は大変めでたい数字である。広東語で「八」は、「発財」=(金持ちになれる)の「発」と同音だからだ。
その「8」がずらりと並ぶ08年8月8日午後8時に北京五輪が開会する。

 開会を宣言するのは、勿論、胡錦濤国家主席。
 中国にとって五輪は単なるスポーツ大会ではない。百数十年の屈辱の歴史を克服し、「強国」として再登場を世界に宣言する場だ。

 失敗は絶対に許されない。悪名高い大気汚染、交通渋滞は、工場を操業停止させるなど国の面子をかけて押さえ込む。デモは勿論、外に向けては「ニーハオ!!」、内では鉄の規律。

 北京五輪は、「笑顔」と「強面(こわもて)」が交錯する特異な祭典になるだろう。