虎穴に入らずんば Ⅱ
もう今日は
成人の日・鏡開きである。
今や中高年のアイドルと呼ばれる「綾小路きみまろ(鹿児島出身・本命假屋美尋)」さん、歯に衣着せぬ”毒舌”で中高年の姿や暮らしぶりを風刺する漫談家
とりわけ、毒舌の槍玉に上がる中高年女性から熱烈に支持される人気者である。しかし、最初からの人気者では勿論ない。「犬を連れ上京した」苦節30年の虎の穴人生がある。
18歳で鹿児島松山から上京し、やがてキャバレーで司会を始めたときから「
お金もないのにようこそ」とか「
そんな顔してよく飲んでいらっしゃいますね」とか……灰皿を投げつけられながら毒舌で笑いを誘った。
今年、還暦、上京して40年、年間公演数100回以上、計8作のCD、DVDの売り上げ枚数計450万枚を超える虎児を得てなお現場主義(地方公演)を貫いている。
虎児を得るには<
それなりの信念と努力と忍耐>が必要なようです。
次女の義母から毎年送っていただく障害者施設の子ども達が作っている干支絵皿、もう9枚貯まりました。……今年は
千里を走る虎です。