「忘念会」???
師走半ばのウイークエンド、正月準備に大童の今日この頃、全国的にこの冬一番の寒さ、「降雪と強風で正月準備どころじゃないよ」と怒りの声が聞こえてきそうです。
ここ薩摩大隅半島は寒さこそ厳しいが連日の晴天、このように庭木の剪定も終わり、年賀も発送済み、あとは年末仕事のみ。
さて、この一年、良かったのか、悪かったのか、そんなの関係ないで男達はこの季節、それぞれ理由を設け数回に亘っての
忘年会
飲ん会といえば、中にはからみ癖のある(鹿児島では山芋を掘る)上司や同僚がいる職場の忘年会は最悪である。
宴会の始めに幹事の紹介で上司が挨拶する。「本日は
無礼講、一年をねぎらい大いに飲み、語り、食って盛り上がろう。」……と。
この言葉を真に受け、酒の力も加わり、言いたいことを言ったはいいが、……翌日は針のむしろである。……<
唖然・呆然>
歌人・篠弘さんの一首がある。<
酩酊のポーズをとりし背の芯に浴びせられた声を忘れず>……となる。
「無礼講で~」と言った人ほど怨念は深い。
年を忘れ、嫌なことは忘れようという「忘年会」が、怨念を終生忘れない「忘念会」となる。……<
愕然>
ご用心 / ご用心
現職を離れた私にも忘年会はある。いずれも利害損得を離れた楽しい集い、現役時代何度も失敗した私も安心して放言している。
果たして、どこかで怨念を受けていないだろうか。