「坂の上の雲」???
NHKスペシャルドラマ「
坂の上の雲」、原作は司馬遼太郎、毎回次回が待たれる。20数年前原作を読んだときの感動以上の感動を覚えている。
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明治時代、空に浮かんだ雲だけを見つめ、一心不乱に坂道を登っていったかのような日本人達の若々しい情熱を描く痛快談である。>
今朝新聞を開くと一面に「
日米亀裂」の四文字が踊っている。米軍普天間基地移設問題である。来年は日米安保条約改定50周年、目の前にして日米は近年最も緊張した状態だという。
共に「チェンジ(変革)」を掲げたオバマ政権は、当初鳩山政権に親近感を抱いたことだろうが今、戸惑っている。その理由はマニフェストにも書かれていない民主党政権の
安全保障の基本政策が見えないことだろう。
オバマ大統領は今鳩山首相を「信用できない」と見ているかもしれない。今後、鳩山政権が北朝鮮の拉致問題等で米の外交政策に期待することがあっても、どれほど配慮されるか疑問である。
決断や説得をせず、世論に乗るだけでは指導力の発揮にはならない。
ある時代劇ファンは、鳩山首相の腕に「
Oさま命」の彫り物があるのではないかという。……<
唖然・呆然>
沖縄の人たちには「オキナワの頭文字です」と匂わせ、米国には「オバマの頭文字です」と匂わす。
そして、本当は首相の一番大切な「Oさま」は、オキナワでもオバマでもなく、大幹事長の「Oさま」ではないかと。……<
愕然>
鳩山首相に
国民の望む「
坂の上の雲」
は見えているのだろうか。大いに心配である。