日向旅

古葉茶庵

2009年12月03日 14:13


 晩秋の昨日、日向方面の日帰り旅をした。最初に訪れた先は<都農ワイナリー>遠く眼下に日向灘を望む。



  X'masに向けての販売が始まっている。バス旅行なので安心して都農ヌーボー有料、無料の試飲を美味しく頂く。ヌーボーだと聞くと美味しく飲めるから不思議なものだ。







 あっという間に昼食時間、昼食はすぐ近く「田舎家」さんで宮崎名物の一つ<チキン南蛮>を食す。これにご飯と味噌汁



 次に向かったのは、美々津町の町並み散策、町並みは耳川の河口南岸にあり、「旧廻船問屋 河内屋」を復元した「日向市歴史民俗資料館」を中心に土塀が続く。

 町のボランティアガイドさんがあんないしてくださる。江戸時代から明治時代に全盛を極めた京都や大阪の町家造りを取り入れた白壁、石畳、今なおその面影を残している。

 

 同じ町並みを川岸に辿れば、「日本海軍発祥の地」の碑が建っている。碑の形は葛飾北斎<波間の富士>に見られる逆巻く波を表している。

 揮毫は時の時の海軍大臣「米内光正公」の筆による。何故日本海軍発祥かというと「日本書紀」にある神武天皇が東征のため水軍を率いここから船出したことから……としている。

 

  更に歩を奥に進めると「神武天皇御腰掛けの岩」がある。神武天皇は長身だったのだろうか、腰掛けるには高い岩である。
 








 最後は木城町の「絵本の郷
 日常の暮らしの中に絵本文化が根付いてゆくことを願って緑豊かな自然の中につくられている。

 

 絵本の郷のすぐ下に自然のままの素晴らしい小学校があった。思わずシャッターを押す。ただ今全校生徒8人、なんとも言えず懐かしさで一杯である。