アメリカの大きなクシャミ???

古葉茶庵

2007年11月15日 22:54

 楽しくもない! 嬉しくもない! こんな話はしたくないのだが……胸から腹からムカムカして、腹が立って……どうにも止まらない!!  「一言と思ったが……二言ほど言わせて欲しい。」
 
 「アメリカがクシャミをすると、日本が風邪を引く」と言われる。
 
 今、アメリカは、「低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)」の焦げ付き問題でクシャミが段々大きくなってきた。そして、海を渡った日本では……。

 今月から、ガソリン、ちくわ、かまぼこ、カレールーなどが値上げをした。さらに近々、ティッシュペーパー、パンの値上げが控えており、本格的な冬の訪れを前に消費者の懐は、風邪引きの冷え込みが予想される。

 この値上げラッシュが冬のボーナスに及べばよいが、……残念ながら……民間シンクタンクの予想では今冬ボーナスの支給額は4年ぶりの減額……ボーナシとなる。

 企業収益は好調だが、経済の先行き不透明感、原材料の値上げ等により利益配分の抑制傾向にある。 一方、値上げは越年後も続く見込み、1月から私の好きなインスタントラーメン、電気・ガス料金

 2月から、これも好物のビール系飲料、みそ、冬に欠かせないおでん種などの値上げが待ち構えていると言う。原油価格の推移をみるとガソリンもこのままではない。

 ここまで値上げが拡大すると消費者は買い控えで生活を防衛するしかない。個人消費の減退は景気の足を引っ張る。値上げの原因が<海外発>のため企業努力では 「どうにも止まらない!!」
 
 このような非常時に政治家は……
 その本分を忘れ、何を考え、何をしようとしているのか。

 国会は延長したが、そこに国民はいない。与党、野党を問わず、それぞれの党利党略のみにとらわれ、政党の利益のみを主張し、自分達が代表する国民生活など毛頭頭になし!!

 怒れ!!  有権者……政治不信も頂点だ!!