「お年寄りを敬う日」???

古葉茶庵

2009年09月21日 09:17


 今日は民主新政権が発足しての「敬老の日」である。日本の高齢化は世界に類を見ないスピードで進行しているそうだ。

 「敬老の日」が祝日となった1966年、日本人の平均寿命は男68歳、女73歳だった。それが今では男79歳、女86歳となり年々延び続けている。

 総務省が調べた日本の65歳以上の高齢者人口(9月15日現在)の推計は、女性1659万人で女性人口に占める割合は25.4%、男性1239万人で19.9%、即ち女性は4人に一人、男性5人に一人が高齢者だという。

 また、100人に一人約130万人が90歳以上という高齢時代である。 高齢化自体は喜ばしいことなのに……にも拘らず、何故か超高齢社会が暗いイメージで語られる。

 社会保障制度が十分に対応できていないからだろう。新政権にはこの不安を払拭するため老後の生活を支える年金、医療、介護問題にしっかり取り組んでもらいたいものだ。

 ところで、敬老の対象年齢は何歳なの。65歳でしょうかともあれお年寄りの元気なこの時代、それとも精神年齢の遅れか、現代の実年齢は7掛けだという。70歳は49歳である。

 頑張らなくっちゃ