「芸術の秋旅ーその1」

古葉茶庵

2007年10月09日 18:38

 ハッピーマンデーの一日、福山方面に<芸術>を求めて旅する。
……(柄にもなく)……

   

 「場外馬券場<ニューウエーブ大崎>」

 今春ののオープンである。この手のところに始めての訪問であり、勝手が分からないままの紹介である。 場内に入ると正面中央に大スクリーン、リアルタイムの地方競馬が実況放映されている。(この日は佐賀競馬)

 観覧席は(一人掛け)240席位か……売店、食堂等もある。 何回か遊んだ人の話によると、<電動玉打遊戯>より経済的でゆっくり楽しめるとのことである。

 馬の爆走は大いに歓迎するところであるが……つられて……本人が暴走しないよう財布の手綱(たずな)をしっかり引き締めて楽しまれたい。


 「福山松下美術館」

 輝北越え、途中峠の茶店で<揚げ餅>を頂いて一服、牧の原から曲がりくねった山道(旧日州街道)を一気に下り錦江湾へ……宮浦宮(夫婦いちょう)の近くに目的の「美術館」はあった。

 

 1号館から6号館まで、有名画家の絵画を中心に中近東の出土品、日本画、掛け軸(雪舟の墨絵多数)、民俗資料(お面)等々が展示してある。

  構内、真っ赤に熟れた柿のみが秋の深さを語る。

 鹿児島のこの片田舎に「よくこれだけのものが……」と感動、目を見張るばかりである。 入場料500円ぽっきり……ゆっくり回れば2~3時間は<芸術の秋>にたっぷり浸れる。 是非一度訪ねられたい。