秋は……

古葉茶庵

2007年09月29日 08:07

 




 秋は、 「灯火親しむの候」……読書、勉学の秋である。
 柄にもなく、静かに物思いにふけるのも良い。同時に 「食欲、馬肥ゆる秋」でもある。

 メタボに要注意! 想像して欲しい! <メタボの哲学者>を! ……これは頂けない。
 私の頭にある哲学者は、数日間食事を取るのも忘れ、痩身で、着物姿で、わずかに頭を前方に傾け、……そう! 

「ロダンの考える人」だ。(私自身とは遠くかけ離れていることは否めない。) 

 また、 「スポーツ、行楽の秋」でもある。 「ちょっと……出かけてくるよ!」と言って永久(とわ)に還らぬ人とならないよう、これも要注意だ!

 いずれにしても、「秋」に、「飽(あ)か」ないよう、頭の中やら、財布やら「空(あ)き」にならぬよう過ごしたいものだ。

 
 国語辞典は、沿線の景色を車窓に眺めて走る鈍行列車の如しという。……並んだ二つの言葉に「おかしみ」がある。

 褒美の隣に放屁……褒美に縁のない同僚がこっそり祝砲 オッパッピ~
 役人の隣に厄難……年金問題を憂える。

 識見の隣に失言……政治家の顔
 熱燗の両隣に悪漢悪感情……居酒屋のカウンター

 美味の近所に肥満……ザンネン!
 今夏の猛暑に……辟易(へきえき) 
 首相の辞任に……霹靂(へきれき)

 最後に……十月は、郵政が民営化、我が巨人軍は優勝間近!……ときたもんだ。


 [追記] 
 写真のテーブルは、先日日曜大工で縁台を作ったが、淋しいんので見合うテーブルを作り、秋桜(コスモス)を飾った。(材料費:2,700円)