応援帰り旅(祝子川温泉)

古葉茶庵

2007年09月26日 18:23

  鹿児島への帰途は少々迂回して「祝子川(ほうりがわ)温泉 美人の湯」に行く。

 延岡からオリンピアロード(旭化成陸上長距離選手の遠走道路)を祝子川沿いに延々と登る。進むごとに道幅は狭くなり、くねくねと湾曲、右側は苔むした岩肌の絶壁、左側は巨岩巨石の転がる祝子川、至るところに幾条もの小さな滝、

「落石注意」と「ランナー注意」(どこにもないよっ!)の標識、約1時間後、祝子川渓谷を過ぎ、やっとこさ目的地「美人の湯」に到着した。
 
 

 

 露天風呂から眺める大崩山(おおくえやま)は、花崗岩の景観が雄大で中国桂林の如しである。
 
 入浴中、福岡、大分、地元の人たちと四方山話に花が咲く。地元の人の話によると、この辺りは約50年前にやっと電気が通り、それまでは陸の孤島であったという。

 例年10月半ばには初雪を見るそうだが、流石に今年は暑いとのことである。

 

 風呂から出て、ラウンジで中秋を前に月なしのお祝い。ツブ餡のおはぎと産地野菜のオードブルを頂く。……素朴で美味でしたよ~。 ただ、クサツナのおひたしはマコトに苦かった~。