シルバーの避暑旅???

古葉茶庵

2009年07月14日 12:04


 麻生首相は昨日、衆院解散を決断した。メディアは茶化す。「党のため一身をなげうつ政治家ならば過去にも居た。……が、一身のため党をなげうった政治家はいない。」……と。

 さて、選挙後の永田町ならぬ庶民の暮らしはどんな変貌を遂げるのか。何も変わらないのか……。


 ……閑話休題……

 梅雨明け宣言とともに強烈な日差し、その上今週末から孫達の夏休み、大変な日々がやってくる。

 だから……というわけではないが、先週末シルバー4組夫婦8人で霧島への団体避暑旅に出かけた。途中の変わる景色もなんのその、なじみの路を車は走る。

 車中は半ボケ(中には全ボケも)老人の面々、口談に花が咲き爆笑に継ぐ爆笑、あっという間に霧島高原、高千穂牧場でランチ休憩、皆さん口も体もただただ元気よし。

 (高千穂牧場から高千穂、霧島連山を望む



 ホテル直行で衆議一決、早々と霧島山上のホテルにチェックイン、このホテルの自慢の一つは「硫黄谷庭園大浴場」。
 入ってびっくり圧巻である。

 中央に吹き上がる水柱、源泉がトン単位で流れ込む、4つの泉質、硫黄泉、塩類泉、明礬泉、鉄泉の風呂がこれでもかと散在、露天風呂は鉄幹(与謝野鉄幹)の湯







 この宿の歴史は古く、あの坂本竜馬が寺田屋事件で負傷、妻お龍を伴い新婚旅行し、高千穂登山の前後に投宿したという。

 毎年3月、その道筋をウオーキングする「竜馬ハネムンウオークin霧島」は今や有名である。

 

 霧島温泉郷は焼酎も美味かった。飲ん会はただただ楽しく大失敗の満点大笑い、朝湯もゆっくり楽しむ、またよろし。
 百年杉に囲まれた宿と湯煙……それが霧島





 「舞ちゃん」に見送られ(実は居なかった)チェックアウト、一路帰路に着く、途中財部大川原峡で最後の涼を楽しむ。





 楽しく大騒ぎのシルバー避暑旅を終わる。皆さんお疲れ様でした。この硫黄谷温泉、入浴だけでも是非一度お尋ねあれ!後悔はしないと思うよ