牛の如く Ⅱ???
今日は正月7日、穏やかな朝で
七草粥を祝う。野菜と餅が入った七草粥はなんとも美味しい。男はこんなとき母親を偲ぶ動物らしい。
七草を詠んだ句に
「……春を待つ」と結んだものが多く見られるが、今朝の寒さも厳しい。寒いから「春を待つ」となるのだろうか。
まだまだ暖かい春は遠い。
……
再び牛の話……
アルファベット最初の文字「A」のルーツは、フェニキア文字の「アレフ」という。アレフは2本の角を生やした牛の顔の絵文字とされる。
それが逆さになって「A」の形になった。「以前は空に向かって突き出していた牡牛の角が、大地を踏みしめる人間の足となり、地から強い大地との接触、結びつきが生まれた。」……とアルフアベット辞典にある。
牛の可愛い絵に出合った。「うし漫画家」を自称するイラストレーター「みうらじゅん」さんの絵である。
「
どうよ」と眉間にシワをよせ、いつも悩んでいる風情の牛さん
なんとも元気がなく、不安そうである。
「A」の変遷にならい、天地を逆転するような大胆な発想が必要な年なのかもしれない。