超おバカ???
今年もあと1週間、「
信じられない」を連発しながら一日が忙しく終わる年の瀬。
月刊誌「文芸春秋」の編集長を務めた車谷弘さんが作家の内田百閒(ひゃっけん)さんに叱られた思い出を次のように書かれている。
百閒さんに「
お忙しいですか」と聞かれ、「
忙しくて困っています」と答えたところ、百閒さんは「
忙しいというのはそれは人に向かって尋ねるときの言葉です。」
「
自分で自分を忙しいと言うのはバカです。一日24時間を自分で処理できないでどうしますか。」……と。
その説に従えば恥ずかしいながら、一年の殆んどを「バカ」で通している。その上に「大」の字がつくのは、やはり年の瀬であろうか。
今年は曜日の巡り会わせで28日の仕事納めが26日に、1月4日の仕事始めが5日に、長い年末年始休みとなる。しかし、今年からエブリディサンディの私には関係ない。
いつでも暇なのだ。そう言いつつ図書館に行く度に借りてくる3冊のミステリー小説、明後日が返却期限なのにまだ1冊しか読んでない。
勤めもないのに年末の掃除も手につかない、忙しいのはなぜだろうか。……「
超おバカだから……」百閒先生の声が聞こえてくる。……
<愕然>
カミさんが「民宿せせらぎ」さんからもらってきた冬花の寄せ植え