無駄? 贅沢?
「無駄」の反対語は「贅沢」なのだという。
普通なら
限られた時間や資源をいかに有効活用するか考えるところを、敢えて「無駄」に使うことが「贅沢」だと「無駄学」(西成活裕、新潮社)で学んだ。
ただし、無駄と贅沢の区別は容易ではない。ある人の無駄も別の人には有用かもしれない。贅沢を戒め無駄を切り詰めるだけも……果たして……。
西成さんは例えば電子メールを挙げている。以前は便利な道具と思っていたが……。手軽なので初対面の相手からも次々用件が舞い込む。すぐに返事を迫られる。
無駄を排した連絡法の先には「紙でやり取りしていた頃の数年分の手紙の量が1週間で来る。恐ろしい時代だ。」という。
……というと、年賀状は無駄? それとも贅沢? 私にとってはそうではない。年に一度の
「生存証明書」、無駄でも贅沢でもない。
今日から賀状の受付が始まった。忙しい年末なれど早く出しちゃえば肩の荷が下りたようにスッと楽になるよ。
我が家はX'masの飾りつけも終わりました。