たばこ増税???

古葉茶庵

2008年12月11日 09:35

 昨日、今日気持ちいい好天に恵まれ気分も日本晴れだ。

 永らく日曜大工作品の発表をしていなかったが、キッチンに調味料入れの置き台(壁掛け)を作ったり、カミさんにおもねって結構忙しくやっている。

 今回、正月前に叔父に進呈すべく5個目の「焼酎注ぎ」を作成した。同じものを沢山作るのも余り面白くないと思ったことだ。






 ……閑話休題……

 ついにやって来た。「たばこ」の増税話、政府与党は2009年度税制改正作業で、たばこ税の引き上げを巡る与党内調整が大詰めに入った。

 これまで日本のたばこ税は過去10年間で計3回、それぞれ1本当たり1円ずつ引き上げられてきた。今回も1本1円の引き上げで500億円程度の増収を見込んでいるという。

 今回の「たばこ税論議」の背景はこれまでになく複雑、収まらないのは葉タバコ農家や日本たばこ産業(JT)などのたばこ関連業界だ。

 増税反対の声を上げ、増税なら国内に約2,700万人とされる愛煙家や、自民党支持者が多いとされる葉タバコ農家への打撃は大きい。

 増税により節煙、禁煙等による喫煙率の低下も予想され、WTO主導の「たばこ規制枠組み条約」の効果もあり先進国、わが国の喫煙は減少傾向にある。

 果たして計算どおりの増収に繋がるか疑問である。

 ともあれ、現在先進国の中で日本の喫煙者の負担は軽いと言われる。各国の代表的な銘柄のたばこ(20本入り1箱)で比較すると、日本のマイルドセブンに占めるたばこ税は約175円(小売価格300円) 、アメリカ約492円(830円) 、イギリス約732円(1187円) 、フランス約495円(773円)だ。

 日本のたばこ税の金額は低く、喫煙者の税負担は軽いといえる。今回の「たばこ増税論議」も先進国並みの「帳尻合わせ」の側面もあろうかと考えられる。

 ちなみに、私はたばこを吸いません。……<唖然・呆然>